7-4.リモートリセット
SmartRemが不安定な時に外部からリセットを行う方法について説明します。

はじめに
  SmartRemを操作するPCはインターネットに接続出来ることを確認して下さい。
  (このGoogleの文字をクリックして、Googleのページが表示されることを確認して下さい。)

  SmartRemが動作していることを確認します。
  下側の緑LEDが点灯している事を確認します。
  上側の赤LEDが点滅している事を確認します。
  確認できない場合は、
即座にACアダプタのプラグを抜きます。
SmartRemに挿入されているプラグ類を全て外します。
再度ACアダプタを挿入します。
正常にLEDが点灯、点滅する場合はSmartRemと各種機器、子機との結線が間違っています。
結線を確認して下さい。
接続を外してACアダプタをつないでもLEDが点灯、点滅しない場合はSmartRemの故障です。お問い合わせ下さい。

メンテナンス処理について
  メンテナンス処理は、以下の場合に必要です。
  SmartRemの動作が不安定な時
  SmartRemの設定を初期化したい時
  SmartRemのWeb表示データを変更する時
  SmartRemのプログラムを変更する時

  標準的な使用方法では変更する必要はありません。

注意:
メンテナンス処理を実施したことでSmartRemが動作しなくなることがあります。

1.Ping送付によるリセット処理
SmartRemは、以下の条件においてPing(Echo Request)を受けるとリセットされます。

Pingリセット処理
リセット条件 1 Ping(Echo Request)を20個送る  
2 最初の1個目から最後の20個目を2分以内に送る  
3 最初の1個目から最後の20個目まで同じIPアドレスを持つ端末から送られること  

1 TCPまたは、HTTPの動作が不安定で、UDPが動作している時にリセット可能です。
2 同一ネットワーク上のWindowsPCからpingを20回連続で送る場合は、コマンドプロンプトを開き、
>ping {SmartRemのIPアドレス} -n 20
と入力しエンターキーを押します。
3 同一ネットワーク上のMacPCからpingを20回連続で送る場合は、アプリケーション>ユーティリティ>ターミナルを開き、
>ping {SmartRemのIPアドレス} -c 20
と入力しリターンキーを押します。
4 ping(ICMP)は、ルーターを越えて送ることはできません。SmartRemを外部からリセットする場合は、以下のような設定が必要です。
外部からルーターに接続してpingを送る 事前設定 1 ルーターのリモートアクセス設定を許可にする。
2 許可ポート番号を設定する(80,8000台以外、例えば9978)
pingを送る 1 外部から接続する。http://sr0050c*******.smartrem.jp:9978
sr***と9978の部分は設定により異なります。
2 管理、診断画面等からpingを20回送出する。
外部からルーターに接続できない機種、pingを送ることが出来ないルーターがあります(NTTからのレンタルルーター等)

LANにVPN接続してpingを送る 事前設定 1 ルーターのVPNサーバー機能を有効にする。
2 VPN接続クライアント設定をする。
接続先は、sr0050c*******.smartrem.jp
sr***は設定により異なります。
pingを送る 1 Windows,MacのVPNクライアントを使い、SmartRem設置場所のルーターに接続する。
2 Windows,Macからpingを20回送出する。

1 VPNサーバー機能が無いルーターがあります。
2 VPN接続するWindows,Macがある場所と、SmartRemが設置されている場所のネットワークアドレスが同じだとpingを送ることが難しくなります。

設定、pingの送出にはネットワークの知識が必要です。
上記解説に対して内容を理解できない部分がある場合は、設定をおこなわないで下さい。
5 メール送信の設定を行っている場合は、リスタート完了後に「SmartRemがスタートしました。」のメールが送られます。

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