2-6.環境センサー子機との接続
環境センサー子機との接続について説明します。

1.環境センサー子機との接続
SmartRem IoTの環境センサー端子には、30台までの環境センサー子機を接続することが可能です。
LAN線(Cat5e)を使用しSmartRem IoTのコネクタを接続します。
30台までの環境センサー子機を数珠つなぎに接続することができます。

注意:
インターネットで使用するLAN線と混同しないようにご注意下さい。
配管配線する場合は強電線との共通配管は出来ません。
現プログラム2.04で接続可能なのは8台までです。
プログラム3.0で20台まで接続可能となります。。
2.ディジーチェーン(数珠つなぎ)接続
環境センサー子機のディジーチェーン(数珠つなぎ)接続を示します。

環境センサー MC1,5/4-st-3接続
LAN線(Cat5e)を使用しSmartRem IoTのコネクタを接続します。

30台までの環境センサー子機を数珠つなぎに接続します。
SmartRem IoT本体から一番遠い子機の終端スイッチをONにします。(環境センサー子機の取消を参照)
SmartRem IoTから最も遠い子機までの配線は、最大1000m以内です。

注意:
インターネットで使用するLAN線と混同しないようにご注意下さい。
配管配線する場合は強電線との共通配管は出来ません。

結線
1 LAN線 オレンジ
2 LAN線 アオ
3 LAN線 アオ白
4 LAN線 オレンジ白
親機側、子機側同一結線 
子機側の送り配線は、同一色の配線
3.スター配線(集合配線)を利用した数珠つなぎ接続
環境センサー子機のスター配線(集合配線)を利用した数珠つなぎ接続を示します。

環境センサー MC1,5/4-st-3接続
LAN線(Cat5e)を使用しSmartRem IoTのコネクタを接続します。

環境センサー子機からの配線をSmartRem IoTに集める集合配線にします。
端子1(オレンジ)、端子4(オレンジ白)は子機からの配線を集めて、本体の端子にまとめて接続します。
2番配線は、アオとミドリをつかい送り配線にします。
本体-アオ-子機1-ミドリ-子機2-アオ-子機3-ミドリ-子機4
3番配線は、アオ白とミドリ白をつかい送り配線にします。
本体-アオ白-子機1-ミドリ白-子機2-アオ白-子機3-ミドリ白-子機4
本体設置側で子機から来たミドリ/ミドリ白、アオ/アオ白を同じ色同士で接続します。
LAN線は単芯線ですのでよじって接続し、圧着をかけます。
SmartRem IoT本体から一番遠い子機の終端スイッチをONにします。(環境センサー子機の取付を参照)
SmartRem IoTから最も遠い子機までの配線は、最大1000m以内です。


この配線方法では、環境センサー子機からのケーブルをスター配線状にSmartRem IoT親機取付盤まで集めます。
この形式では、ケーブル内を折り返し配線しています。
よってケーブル長を500m以内にする必要があります。

注意:
インターネットで使用するLAN線と混同しないようにご注意下さい。
配管配線する場合は強電線との共通配管は出来ません。
アオ/アオ白、ミドリ/ミドリ白を本体側で接続する場合、子機1,2,3,4からのケーブルを間違わないで接続して下さい。

結線
1 LAN線 オレンジ(DC5V+)
2 LAN線 アオ
3 LAN線 アオ白
4 LAN線 オレンジ白(GND)
4.終端抵抗
数珠つなぎした環境センサー子機の一番最後に終端抵抗の設定をします。
環境センサー子機のカバーを外し、終端抵抗の設定をおこないます。

注意:
終端抵抗ジャンパーは、①の場所です。
終端抵抗は、工場出荷時 ON です。(終端抵抗ジャンパーが刺さっています)
環境センサー子機が1つの場合は、設定変更不要です。

環境センサー子機を複数接続する場合は、最後の子機を除いて終端抵抗をOFFにします。(外します)
終端抵抗をOFFにするには、環境センサー子機のカバーを外し、JP1の場所に付いている終端抵抗ジャンパーを外します。
5.ID設定
数珠つなぎした環境センサー子機にIDを設定をします。
環境センサー子機のカバーを外し、IDの設定をおこないます。

注意:
IDジャンパーは、②の場所です。
IDジャンパーは、工場出荷時1です。(4つのIDジャンパーが刺さっています)
環境センサー子機が1つの場合は、設定変更不要です。

②③IDグループ切替え
子機グループ 意味
子機1〜4 CN5(②)とCN4(③)に何も付けない
子機5〜8 CN5(②)に黒ジャンパーコネクタを付ける
CN4(③)に何も付けない
子機9〜12 CN5(②)に赤ジャンパーコネクタを付ける
CN4(③)に何も付けない
子機13〜16 CN5(②)に赤ジャンパーコネクタを付ける
CN4(③)に黒ジャンパーコネクタを付ける
子機17〜20   CN5(②)に赤ジャンパーコネクタを付ける
CN4(③)に赤ジャンパーコネクタを付ける
子機21〜24   CN5(②)に黒ジャンパーコネクタを付ける
CN4(③)に赤ジャンパーコネクタを付ける
子機25〜28   CN5(②)に黒ジャンパーコネクタを付ける
CN4(③)に黒ジャンパーコネクタを付ける
子機29〜30     CN5(②)に何も付けない
CN4(③)に黒ジャンパーコネクタを付ける
  出荷時は、ジャンパーコネクタが付いていません。(子機1〜子機4)
5台目以降の購入に赤、黒ジャンパーコネクタが2個つづ添付されています。

②環境センサー子機のIDを登録をします。
子機1、5、9、13、17、21、25、29 ID1 ジャンパーピン1,2,3,4全てショート
(IDジャンパーを全て挿入)
出荷時
子機2、6、10、14、18、22、26、30 ID2 ジャンパーピン1をオープン, 2,3,4をショート
(IDジャンパーを1のみ外す)
子機3、7、11、15、19、23、27 ID3 ジャンパーピン1,2をオープン, 3,4をショート
(IDジャンパーを1,2を外す)
子機4、8、12、16、20、24、28 ID4 ジャンパーピン1,2,3をオープン, 4をショート
(IDジャンパーを1,2,3を外す)
出荷時は、IDジャンパーが全て付いています。(ID1の状態です)
環境センサー子機が1つの場合は、そのままです。
例えば、CN5(②)に赤コネクタ、CN4(③)に赤コネクタ、ジャンパピンがID3なら
子機は19ということになります。

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