10-4.リモートリセット
SmartRem iGuardのリセットついて説明します。

はじめに
  SmartRem iGuardを操作するPCはインターネットに接続出来ることを確認して下さい。
  (このGoogleの文字をクリックして、Googleのページが表示されることを確認して下さい。)

  SmartRem iGuardが動作していることを確認します。
  下側の緑LEDが点灯している事を確認します。
  上側の赤LEDが点滅している事を確認します。
  確認できない場合は、
即座にACアダプタのプラグを抜きます。
SmartRem iGuardに挿入されているプラグ類を全て外します。
再度ACアダプタを挿入します。
正常にLEDが点灯、点滅する場合はSmartRem iGuardと各種機器との結線が間違っています。
結線を確認して下さい。
接続を外してACアダプタをつないでもLEDが点灯、点滅しない場合はSmartRem iGuardの故障です。お問い合わせ下さい。

メンテナンス処理について
  メンテナンス処理は、以下の場合に必要です。
  SmartRem iGuardの動作が不安定な時
  SmartRem iGuardの設定を初期化したい時
  SmartRem iGuardのWeb表示データを変更する時
  SmartRem iGuardのプログラムを変更する時

  標準的な使用方法では変更する必要はありません。

注意:
メンテナンス処理を実施したことでSmartRem iGuardが動作しなくなることがあります。

1.Ping送付によるリセット処理
SmartRem iGuardは、以下の条件においてPing(Echo Request)を受けるとリセットされます。

Pingリセット処理
リセット条件 1 Ping(Echo Request)を20個送る  
2 最初の1個目から最後の20個目を2分以内に送る  
3 最初の1個目から最後の20個目まで同じIPアドレスを持つ端末から送られること  

1 TCPまたは、HTTPの動作が不安定で、UDPが動作している時にリセット可能です。
2 同一ネットワーク上のWindowsPCからpingを20回連続で送る場合は、コマンドプロンプトを開き、
>ping {SmartRemのIPアドレス} -n 20
と入力しエンターキーを押します。
3 同一ネットワーク上のMacPCからpingを20回連続で送る場合は、アプリケーション>ユーティリティ>ターミナルを開き、
>ping {SmartRemのIPアドレス} -c 20
と入力しリターンキーを押します。
4 ping(ICMP)は、ルーターを越えて送ることはできません。SmartRem iGuardを外部からリセットする場合は、以下のような設定が必要です。
外部からルーターに接続してpingを送る 事前設定 1 ルーターのリモートアクセス設定を許可にする。
2 許可ポート番号を設定する(80,8000台以外、例えば9978)
pingを送る 1 外部から接続する。http://sr0050c*******.smartrem.jp:9978
sr***と9978の部分は設定により異なります。
2 管理、診断画面等からpingを20回送出する。
外部からルーターに接続できない機種、pingを送ることが出来ないルーターがあります(NTTからのレンタルルーター等)

LANにVPN接続してpingを送る 事前設定 1 ルーターのVPNサーバー機能を有効にする。
2 VPN接続クライアント設定をする。
接続先は、sr0050c*******.smartrem.jp
sr***は設定により異なります。
pingを送る 1 Windows,MacのVPNクライアントを使い、SmartRem iGuard設置場所のルーターに接続する。
2 Windows,Macからpingを20回送出する。

1 VPNサーバー機能が無いルーターがあります。
2 VPN接続するWindows,Macがある場所と、SmartRem iGuardが設置されている場所のネットワークアドレスが同じだとpingを送ることが難しくなります。

設定、pingの送出にはネットワークの知識が必要です。
上記解説に対して内容を理解できない部分がある場合は、設定をおこなわないで下さい。
5 メール送信の設定を行っている場合は、リスタート完了後に「SmartRem iGuardがスタートしました。」のメールが送られます。

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