6-3.プログラムの更新と起動
SmartRem IoTのプログラム更新と更新したプログラムでの起動について説明します。

はじめに
  SmartRem IoTを操作するPCはインターネットに接続出来ることを確認して下さい。
  (このGoogleの文字をクリックして、Googleのページが表示されることを確認して下さい。)

  SmartRem IoTが動作していることを確認します。
  下側の緑LEDが点灯している事を確認します。
  上側の赤LEDが点滅している事を確認します。
  確認できない場合は、
即座にACアダプタのプラグを抜きます。
SmartRem IoTに挿入されているプラグ類を全て外します。
再度ACアダプタを挿入します。
正常にLEDが点灯、点滅する場合はSmartRem IoTと各種機器、子機との結線が間違っています。
結線を確認して下さい。
接続を外してACアダプタをつないでもLEDが点灯、点滅しない場合はSmartRem IoTの故障です。お問い合わせ下さい。

メンテナンス処理について
  メンテナンス処理は、以下の場合に必要です。
  SmartRem IoTの動作が不安定な時
  SmartRem IoTの設定を初期化したい時
  SmartRem IoTのWeb表示データを変更する時
  SmartRem IoTのプログラムを変更する時

  標準的な使用方法では変更する必要はありません。

注意:
メンテナンス処理を実施したことでSmartRem IoTが動作しなくなることがあります。

1.SmartRem IoTのプログラム更新
SmartRem IoTのプログラムを更新する方法です。
トップページを開きます。

1. 新しいプログラムデータを入手します。
プログラムデータは、****.hex という形式です。
パソコンに保存します。
2. ブラウザのURL入力エリアの後ろに
/confpg
を加えます。
http://192.168.***.***/confpg
となります。
3. Enterキーを入力します。
4. ユーザー名の入力画面が表示された場合は、
管理者名と管理者パスワードを入力します。
5. [Config Program Upload画面]が表示されます。
6. [ファイルを選択]、[参照]等のボタンをクリックします。
7. パソコンのファイル選択ウインドウが表示されます。
保存した***.hex ファイルを選択し、[開く]ボタンをクリックします。

注意:
Webデータ更新処理をする前に プラス1パスワード はOFFにします。
[Upload]ボタンを押して、プログラムデータをSmartRem IoTに送ります。
Google Chromeブラウザの場合、左下にアップロードのパーセンテージが表示されます。


注意:
Web表示データが完全にSmartRem IoTにアップロードされるまではファイル選択やUploadボタンを押さないで下さい。
ファイル転送が二重にスタートするとデータの書き換えが失敗します。

[Site main page]が表示されたらUpload成功です。
[Site main page]をクリックするとSmartRem IoTの[トップ]ページが表示されます。


[ネットワーク設定]のプログラムバージョンのPG2に更新されたプログラムが格納されます。
[ネットワーク設定]のプログラムバージョンのPG2に更新されたプログラムが格納されます。
SmartRem IoTは、この時点では更新されたプログラムで起動していません。
現在動作しているプログラムは、[操作画面]右上のStack Versionで確認します。
更新プログラムでSmartRem IoTを起動する場合は、
6−1.リセット処理  を参照して下さい。

2.SmartRem IoTを更新したプログラムで起動する
 
SmartRem IoTは、動作に必要なプログラムを2つ内蔵しています。

プログラムバージョン 内蔵しているプログラムのバージョンを示します。
PG1 -> 出荷時のプログラムです。
PG2 -> 更新された新しいプログラムです。

出荷時は、PG2にプログラムが書き込まれていません。
PG2は、更新プログラムをSmartRem IoTに読み込ませた場合に表示されます。

初期化/プログラム切替 初期化または、起動したいプログラムを選択します。
設定初期化 -> 全設定を初期化し、現在プログラムで起動します。
プログラム1起動 -> 全設定を初期化し、プログラム1で起動します。
プログラム2起動 -> 全設定を初期化し、プログラム2で起動します。

初期化/プログラム切替を選択した後は、[登録]ボタンをクリックし、RESTARTします。
初期化/プログラム切替にて起動させた後は、DHCP有効でスタートします。SmartRem検索プログラムでSmartRem IoTを探します。
3−1.SmartRem IoTに接続する

注意:
プログラム2起動でのSmartRem IoT起動が成功しない場合は、プログラム1で再起動させる必要があります。その場合は、本体にあるRESETスイッチを使用しながら再起動させます。
***********を参照下さい。


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