6-1.高度な設定について
SmartRemの高度な設定について

はじめに
  SmartRemを操作するPCはインターネットに接続出来ることを確認して下さい。
  (このGoogleの文字をクリックして、Googleのページが表示されることを確認して下さい。)

  SmartRemが動作していることを確認します。
  下側の緑LEDが点灯している事を確認します。
  上側の赤LEDが点滅している事を確認します。
  確認できない場合は、
即座にACアダプタのプラグを抜きます。
SmartRemに挿入されているプラグ類を全て外します。
再度ACアダプタを挿入します。
正常にLEDが点灯、点滅する場合はSmartRemと各種機器、子機との結線が間違っています。
結線を確認して下さい。
接続を外してACアダプタをつないでもLEDが点灯、点滅しない場合はSmartRemの故障です。お問い合わせ下さい。

高度な設定について
  高度な設定とは、以下の様な構成、対処に必要な設定です。
  より高いセキュリティレベルの設定
  2台目のWebカメラの設定
  SmartRem標準以外のメールアドレスを送信元に設定する。
  SmartRem標準以外のダイナミックDNSサーバーを利用する。
  ネットワークの各種値を変更する。

  標準的な使用方法では変更する必要はありません。
  本章に記載されている内容を理解できない場合は、設定値を変更しないで下さい。

注意:
設定を変更したことでSmartRemに接続できなくなることがあります。

1.より高いレベルのセキュリティ
SmartRemは、ユーザー名とパスワードで接続認証しています。SmartRemの存在をわからなくすることでセキュリティを高めます。。
外部から接続するポート番号の変更 

インターネットのホームページに接続する場合、
http://www.*******/
のようにホームページの名前を入れます。これをURLと言います。
SmartRemのURLは、http://sr************.smartrem.jp
となり、***部分はSmartRem個々に異なります。

ポイント:
YahooやGoogleのような検索エンジンは、世の中にあるURLを自動的に収集し記録します。SmartRemは検索エンジンの収集から除外されるように設定されています。よってインターネット検索で表示されることはありません。


通常は、Yahooに接続する場合、
http://www.yahoo.co.jp
とURLを入力します。この入力を
http://www.yahoo.co.jp:80/
と入力します。しかし、Yahoo画面はそのまま表示されます。
80という番号は表示されませんが、全てのURLの最後には80という番号が隠れています。

チェック:
この80という値をポート番号といいます。
ポート番号を標準の80以外の値にすることで、検索エンジンや不審な接続から逃れることができます。
ポート番号は、1から65535までの間で変更する事が可能です。 
新しく割り当てるポート番号は8000番代が最適です。
Webカメラのポート番号とは違う値にします。

変更ポイント:
SmartRem外部ポート番号  新しく割り当てるポート番号を
6−3.ダイナミックDNS の
リモートポートに設定
新しく割り当てるポート番号

3−6.ルーター設定の変更
ルーターのプロトコル側
(WAN側)のポート番号に設定


2.2台目のWebカメラの設定
2台めのWebカメラの設定について

SmartRemとWebカメラへの適正値の設定

IPアドレス ポート番号 外部ポート番号
SmartRem  3−2.固定IPアドレスの設定  80  80
http://sr************.smartrem.jp:80
という意味。
セキュリティ対策として80意外の値を設定する場合は、(たとえば8080だと)
6−3.ダイナミックDNS のリモートポートに8080
3−6.ルーター設定の変更 ポートフォワーディングのルーター登録
(LAN側IPアドレスがSmartRem)のプロトコル側(WAN側)のポート番号に8080設定
Webカメラ1 4−1.Webカメラ設定 80 8500
4−2.Webカメラ登録 のリモートポートに8500
3−6.ルーター設定の変更 ポートフォワーディングのWebカメラ1登録
(LAN側IPアドレスがWebカメラ1)のプロトコル側(WAN側)のポート番号に8500設定
Webカメラ2 4−1.Webカメラ設定 80 8501
4−2.Webカメラ登録 のリモートポートに8501
3−6.ルーター設定の変更 ポートフォワーディングのWebカメラ2登録
(LAN側IPアドレスがWebカメラ2)のプロトコル側(WAN側)のポート番号に8501設定
       

チェック:
IPアドレスは重複しないように設定します。
SmartRem、Webカメラ1、Webカメラ2のポート番号(内側ポート番号)は80にします。
標準値から変更しません。


3.SmartRem標準以外のメールアドレスを送信元に設定する。
SmartRemは、標準意外のメールアドレスを使用することが可能です。

6−4.通知メールに関する高度な設定 で登録します。
暗号化接続を使用しているメールアドレスは使用できません。

チェック:
暗号化接続を使用しているメールアドレスは使用できません。
人感センサー等を接続し、検知メールが数多く出されると
異常なメールと判断されるメールアドレスがあります。(Yahooメール等)
そのばあい、メール通知が数時間遅延する場合があります。

4.SmartRem標準以外のダイナミックDNSサーバーを利用する。
SmartRemは、標準意外のダイナミックDNSサーバーを使用することが可能です。

6−3.ダイナミックDNSに関する高度な設定 で変更します。
利用可能なのは、
MyDNS(www.mydns.jp)
No-IP(www.no-ip.com)
それぞれ利用料は無料です。
 MyDNS, No-IPを利用する場合は事前登録が必要です。
各サイトに接続し登録して下さい。
バッファロー等のルーター製造会社が有料のダイナミックDNSにサービス
を提供しています。それらの有料サービスを利用することも可能です。
その場合の設定については、6−3.ダイナミックDNSに関する高度な設定 を参照下さい。

チェック:
SmartRem付属を含む何れかのダイナミックDNSにサービスを利用する必要があります。

5.ネットワークの各種値を変更する。
SmartRemのネットワーク設定を変更することができます。。

6−7.ネットワークに関する詳細設定 で変更します。


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