3-10.親機、子機設定
複数のSmartRemを1箇所で使用する場合の設定について説明します。

はじめに
  基本設定はWindows PCからおこなって下さい。

  基本設定を行うWindows PCはインターネットに接続出来ることを確認して下さい。
  (このGoogleの文字をクリックして、Googleのページが表示されることを確認して下さい。)

  SmartRemが動作していることを確認します。
  下側の緑LEDが点灯している事を確認します。
  上側の赤LEDが点滅している事を確認します。
  確認できない場合は、
即座にACアダプタのプラグを抜きます。
SmartRemに挿入されているプラグ類を全て外します。
再度ACアダプタを挿入します。
正常にLEDが点灯、点滅する場合はSmartRemと各種機器、子機との結線が間違っています。
結線を確認して下さい。
接続を外してACアダプタをつないでもLEDが点灯、点滅しない場合はSmartRemの故障です。お問い合わせ下さい。

親機、子機設定について
  複数のSmartRemを1箇所で使用する場合のみ設定して下さい。


1.SmartRemを複数使用する
LAN環境に3台のSmartRemを配置し、連携して使用する場合の設定について
1箇所で3台のSmartRemを連携して使用することが可能です。
1つのルーターの下で3台のSmartRemを連携して使用する場合、親子関係を登録する事により画面の移動をスムーズに行うことが可能です。
連携できるのは3台(親機、子機1、子機2)までです。
連携せずに個別に使用する場合は、SmartRemの台数に制限はありません。

 注意!
注意:
親機、子機の設定は、それぞれのSmartRemの基本設定(3−1から3−9)が終了してからおこなって下さい。
3.ネットワークにあるSmartRemを調べます。
SmartRemDiscover.exeを使い、LAN上にあるSmartRemを検索します。
(SmartRemに接続できない場合は、前項 3−1SmartRemに接続する を確認します。

検索したSmartRemの中のIP Addressを確認します。
Host NameのSmartRemが設置した台数と同じだけあるか確認します。
IP Addressが並んでいることを確認します。
例:(左図)
192.168.200.212
192.168.200.211
192.168.200.213
(4番目の値が、211、212、213と並んでいる)
並んでいなければ、並ぶように設定します。
6−7 ネットワークに関する詳細設定
3.親機の設定
SmartRemの親機を設定します。。
SmartRemDiscover.exeで標示しているなかでIP Addressが最も小さいものを選択し、SmartRemを標示します。

左図では、192.168.200.211
ようこそ画面が開きますので、ネットワーク設定を選択します。
  親機/子機: メニューを単独から変更します。
2台の場合は、(親機),子機、
3台の場合は、(親機),子機1,子機2
を選択します。
単独 このSmartRemは単独で動作します。
(親機),子機 2台のSmartRemを連動します。これは、親機です。
親機,(子機) 2台のSmartRemを連動します。これは、子機です。
(親機),子機1,子機2 3台のSmartRemを連動します。これは、親機です。
親機,(子機1),子機2 3台のSmartRemを連動します。これは、子機1です。
親機,子機1,(子機2) 3台のSmartRemを連動します。これは、子機2です。

登録ボタンをクリックします。

RESTART
ボタンが左下に点滅します。

RESTARTボタンが点灯しているタイミングでクリックします。
SmartRemが再起動します。

再起動後にブラウザの再こみこみを行うと、操作タブが
親機
子機1
子機2
に変化します。(子機2)は、3台のSmartRemの親機で設定した場合。
4.子機1の設定
SmartRemの子機1を設定します。。
SmartRemDiscover.exeで標示しているなかで親機の次のSmartRemを標示します。
親機が192.168.200.211なら
192.168.200.212
ダイナミックDNSのリモートポートを81に変更します。
6−3 ダイナミックDNSに関する高度な設定 を参照して下さい。
ようこそ画面が開きますので、ネットワーク設定を選択します。
親機/子機: メニューを単独から変更します。
2台の場合は、親機,(子機)、
3台の場合は、親機,(子機1),子機2
を選択します。
単独 このSmartRemは単独で動作します。
(親機),子機 2台のSmartRemを連動します。これは、親機です。
親機,(子機) 2台のSmartRemを連動します。これは、子機です。
(親機),子機1,子機2 3台のSmartRemを連動します。これは、親機です。
親機,(子機1),子機2 3台のSmartRemを連動します。これは、子機1です。
親機,子機1,(子機2) 3台のSmartRemを連動します。これは、子機2です。

ローカルポートを 81 に変更します。

登録ボタンをクリックします。

RESTART
ボタンが左下に点滅します。

RESTARTボタンが点灯しているタイミングでクリックします。
SmartRemが再起動します。

再起動中画面が標示されたら、新しい接続アドレスをクリックして標示させて下さい。

再起動後にブラウザの再こみこみを行うと、操作タブが
親機
子機1
子機2
に変化します。(子機2)は、3台のSmartRemの親機で設定した場合。

5.子機2の設定
SmartRemSmartRemの子機2を設定します。
SmartRemDiscover.exeで標示しているなかで子機1の次のSmartRemを標示します。
親機が192.168.200.211、
子機1が192.168.200.212なら
192.168.200.213
  ダイナミックDNSのリモートポートを82に変更します。
6−3 ダイナミックDNSに関する高度な設定 を参照して下さい。
ようこそ画面が開きますので、ネットワーク設定を選択します。
親機/子機: メニューを単独から変更します。
親機,子機1,(子機2)
を選択します。
単独 このSmartRemは単独で動作します。
(親機),子機 2台のSmartRemを連動します。これは、親機です。
親機,(子機) 2台のSmartRemを連動します。これは、子機です。
(親機),子機1,子機2 3台のSmartRemを連動します。これは、親機です。
親機,(子機1),子機2 3台のSmartRemを連動します。これは、子機1です。
親機,子機1,(子機2) 3台のSmartRemを連動します。これは、子機2です。

ローカルポートを 82 に変更します。

登録ボタンをクリックします。

RESTART
ボタンが左下に点滅します。

RESTARTボタンが点灯しているタイミングでクリックします。
SmartRemが再起動します。

再起動中画面が標示されたら、新しい接続アドレスをクリックして標示させて下さい。

再起動後にブラウザの再こみこみを行うと、操作タブが
親機
子機1
子機2
に変化します。


次のWebカメラ設定に進んで下さい。
Webカメラが無い場合は、SmartRemの使い方に進んでください。
4.変更点のまとめ
SmartRemを親子形式にする場合の設定値まとめです。
機器 画面 項目 親機+子機1 親機+子機1+子機2
親機 ダイナミックDNS リモートポート: 80 (※1) 80 (※1)
ネットワーク設定 ローカルポート: 80 (※1) 80 (※1)
親機/子機: (親機),子機 (親機),子機1,子機2
子機1 ダイナミックDNS リモートポート: 81 (※2) 81 (※2)
ネットワーク設定 ローカルポート: 81 (※3) 81 (※3)
親機/子機: 親機,(子機) 親機,(子機1),子機2
子機2 ダイナミックDNS リモートポート: - 82 (※4)
ネットワーク設定 ローカルポート: - 82 (※5)
親機/子機: - 親機,子機1,(子機2)
※1:標準値
※2:親機のリモートポート値より1プラスの値(親機が80の場合は、子機1は81、親機が81の場合は、子機1は82に設定
※3:親機のローカルポート値より1プラスの値(親機が80の場合は、子機1は81、親機が81の場合は、子機1は82に設定
※4:子機1のリモートポート値より1プラスの値(子機1が81の場合は、子機2は82、子機1が82の場合は、子機2は83に設定
※5:子機1のローカルポート値より1プラスの値(子機1が81の場合は、子機2は82、子機1が82の場合は、子機2は83に設定

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